このマンションは20世帯あり、3DKの広さがあるので、部屋が空くごとにその時々のニーズに合わせたリフォームをしています。

この部屋は格子の障子が綺麗に残っていたので、これを活かした「和モダン風」に仕上げることにして、床面は「畳」から落ち着いた色調のフローリング柄の床に仕上げ、壁面は一面をコンクリートの打ち放し柄のアクセントクロスを貼っています。障子は太陽光をやさしい光に変え、湿度の調湿と、ガラス窓の間に空気層を作るので、断熱効果もあります。

押入れのある部屋は畳のままにして、親御さんやお友達が来られた時の寝室としても使い易いようにしています。キッチンのあるフロアは、襖で仕切っても襖を外して広く使っても良いように、床と壁面は同じ仕上げにしました。